故郷が無くなる日。
3月 19, 2006 — 19:59

明日、うちの実家のある町が無くなります。

町村合併で、今自分が住んでいる相模原市に吸収合併されるためで、

ダムに沈むとか言うわけではないんですが。

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名前が変わったからと言って何が変わるというわけでもないので、

住所表示が多少変わった程度?で済んでしまいそうなんですが、

その程度の差異しかないのに、合併しなければならない事情ってのも

何なんだろうなぁと。まぁこの辺は部外者にはわからない話かもしれないですが。

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都心から50キロ圏内にあるにも関わらず、相模川に阻まれて交通の便が悪い。

自分をそうでしたけど、通える範囲に職場が少なく、やむなく実家を出る人間が多い

ということで、高齢化が進んで税収が伸びない。

でも、それは昔からわかっていたことで、それならそうと何か対策を打てなかったのか、

打たなかった人間の責任は無いのかという疑問が残ります。

ちなみに現町長は、これを期に市内の「便利な」マンションに引っ越すんだそうです。

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別に賛成も反対もしませんけど、勢いに任せても根本的な問題を解決しないということ。

合併ブームも一段落したところですが、忘れないほうがいいんではないかと。

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帰宅したら、近くにあったパチンコ屋がいきなり潰れてました。(爆

昨日までやってたんだけどなぁ・・・。(汗


Comments:
  • かませ犬

    すまん、故障がなくなる日、だと思ってた。

    3月 20, 2006 — 2:30
  • うみくろ

    俺も故障かとおもた。
    んー合併はま、都会はあんまり関係ないよね。
    田舎の場合、まれに合併しないところもあるけど、実際には、合併しろという
    国からの命令なので、いずれはしないといけない。
    税収にしても基本産業の農業が全体的に落ちているので上昇は望めない。
    そう考えると、基本的に個人の努力とか競争とかで、町うんぬんではなく、個人の問題になってくる。しかし、それを突き詰めていくとやっぱり、都会的な競争につながっていく。
    それが、いいのか悪いのか、幸せなのか、不幸なのか。
    まじめに働けば、普通に生活できるお金が手に入る。この普通が人それぞれなんだろうけど。
    それを地域で作っていくのだ。

    3月 20, 2006 — 10:21
  • suka.

    故障も、そりゃ多いですよ。笑
    で、今日実家のほうへ行ったら、
    確かに「津久井町」という表示が無くなってました。
    あったはずの標識とか。
    でもまだ何か実感が湧かないというのが正直なところです。

    3月 21, 2006 — 23:42