少し寝て午前6時。ゲートが開いたと同時に東北道へ。今までの遅れを取り戻すべく、ここからはハイペースで走行。
車は多いものの順調に流れ・・・たのも束の間。また通行止めの表示。仙台宮城ICで降りて国道へ。仙台近辺を通って古川ICまで。途中、
鳴瀬川沿いのファミリマートで朝食。天気が良くて気持ち良い。
当たり前ながら駐車場にはいろんな車が入ってくる。
こんなのとか。排ガス規制のおかげで関東圏ではすっかり見かけなくなった車がまだこうして走ってるのは、東北ならでは。
こんな古い看板も、まだまだたくさん。現役なのかどうかはさておき、時間の流れ方の違いが新鮮で、少しうらやましくも思えたりもするのは、
関東の人間だからなんでしょうけど。
古川ICから再び東北道を北上。岩手県内に入るとそこらじゅうに県警のパトカーが潜んでいて危険(?)極まりない。
トラップに掛かって取り締まりを受ける車を横目で見つつ、時間的なメドがついてきたので、ちょっと寄り道。
少しだけ完成している釜石道へ入って終点の東和IC。出てすぐ横にある、道の駅に併設の東和温泉へ。
道の駅ではフリーマーケットやら露天やらが出ていて、ちょっとしたお祭り気分。ちょうど桜が満開で、春祭りというとこなんでしょう。
鯉のぼりと桜が一緒に見られるというのは、東北ならでは。
のどかな田園地帯を抜けて、大迫町を通って早池峰ダムへ。かなり立派なダム湖なのに全く人がいません。
下流側に回ると、ダムを間近に見ることが出来ます。
発電機の騒音とダムから落ちる水の音だけが響いていて、他に人がいないだけにちょっと怖い。というか、
こんな山の中にこれだけの人工物が存在するという事が、そもそも正常なのかと。別に珍しい事じゃないんですが。
一通り見学をしたあとは、紫波ICから東北道。
遠くの山にはまだ残雪。八戸道の浄法寺ICで降りて、あとは本日の宿がある金田一温泉へ向かいます。この辺は去年秋にも走っているので、
難なく目的地に到着。
金田一温泉・仙養館。昔ながらのひなびた温泉宿で、お茶を頂きつつとりあえず休憩。ただのんびりと、
こうして日当たりの良い部屋で時間を過ごせるのは幸せです。夕食は無し(何時に着けるかわからなかったので。)なので、風呂に入った後に、
宿の人に紹介してもらった近くのレストランへ。
「レストラン どんぐり」。喫茶店のような小さな店でしたが、家族でやっているそうでとても雰囲気が良いお店。味も量も申し分無く、
ビール×2杯と共に美味しく頂きました。
宿に戻ってまたビールを飲んで、本日終了。お疲れ様でした。
(下北・三陸3泊5日の旅(0~1日目)ここまで・つづく)