ボチボチとダイビングの練習をしていましたが、本日初めて海に潜ってまいりました。前回、機材をつけて練習をしたのは早くも一ヶ月前。
既に忘れかけている知識を呼び戻すべく、テキストとDVDを見直すところからしましたが、おかげで寝不足。効果半分というところで、本番へ。
充填済みのタンクをゴロゴロと転がしつつ、海沿いの山道を走って着いたところは坊津のあるスポット。自宅から1時間もかからない場所。
怪しげな手付きで機材を何とかセッティングして、いざ海へ!といっても、まだ修行中の身なのでインストラクター「様」
についていきます。目標の場所までは海面を泳いで行くのですが、どうも真っ直ぐ進まない。プールで泳いだ時と違って、
ダメなカメみたいにひっくりがえってしまう。これがBCと呼ばれる浮き袋に空気を入れすぎていたと気が付くのはまだ当分先なのだが、
そこは素人のやることである。何事も経験から学ばなければならないのだ。海面に浮かぶブイを基点にして、海底に続くロープを伝って潜る。
プールよりずっと深い水深のために、早速激しい頭痛に襲われるが気合いで耳抜き。何とかこれをカバーする。子供の頃は、
水に入れば必ず中耳炎になっていて、一番ひどいときには鼓膜に穴が空いたこともあったのに、
こんなこと大丈夫なのだろうかという一抹の不安はあったが、練習中とはいえ周囲にはいろんな魚が居て楽しいので良し。相方が潜ってくる間、
海底でじっとしていたらホンソメワケベラの集団が寄ってきて顔を食いつかれた。チマチマとしつこい連中なのだが、魚が目の前で見られるのは、
楽しいからとりあえず良しとする。基本のレクチャーを受けたところで、昼飯。休憩を取ったあとは、実際に泳ぎだしてみましょうということに。
中性浮力(海中のちょうど良いところに静止する)の練習も兼ねてということで、これがまた激闘。難しい?というか、慣れないんですよねぇ。
これ。自分の動作に対して効果が少し遅れて現れるので、泳ぎながら浮いたり沈んだりをうまいこと調整・・・しないといけないんですが、
浮きすぎたり沈みすぎたり・・・。この辺は経験量が大きいんだろうなぁというのを痛感しました。とにかく練習しなければ、と。
他にもウツボやイカが居たり。遠くからボロ雑巾が流れて来ましたよ?と思ったら、ミノカサゴ(危険)だったり・・・。つたない技術と、
短い時間でもいろいろ見られて良かったと。次回はいつになるか。覚えたことを忘れる前には、もう一度行ってみたいものです。
※今回は写真撮影どころじゃありませんでしたので、outfitterさんより画像提供を受けました。
どうもありがとうございました。