灰は飛べども快晴な鹿児島。
やはりこういう日はどこかに出かけなくては・・・ということで「かごしまITフェスタ」に行って来ました。場所は鹿児島アリーナ。自宅から車で1時間ほど。出発前に会場近くで仕事をしているK氏に連絡をすると、昼休みに行けそうだという話なので、それに合わせて家を出発。某所に車を置かせて頂いて、会場に着いたのはちょうどお昼頃。
本日10時より・・・という前情報を仕入れていたのですが、それにしても人がいない・・・。ほんとにやってるのか?と心配になりながらも入場。確かにやってましたが・・・非常に閑散とした雰囲気。
ま、初日だし平日の昼間だから、こんなもんかも知れないなぁと思いつつ場内をうろうろ。試しに鹿児島大学のブースに寄ってみたり。
ちなみに同行のK氏は同大学OBだそうですが、発表内容よりお姉さんのほうに興味があるご様子。それにしても国立大学法人って・・・と思いながら、配付資料の説明をしてもらうも「?」。というか、説明するお姉さんがよく分かっていないご様子で、ちょっと残念でした・・・。というか、向こうに座ってる男子二人。助けてやれよ、困ってるのわかるだろう?とかね。まぁいいんですが。
ふとイベントスペースを見ると、ちょうど地デジPR中。
大きな声で元気よく、地デジをPRしてちょうど終了というところ。なんか現状を如実に表しているようなシュールな状況にも関わらず、しっかり仕事をするのは、プロの仕事ですな。さすがです。
(ステージから去っていく地デジカさん。うつむき加減で歩かないで下さい・・・。)
会場を一回りしてみて、見た目で面白かったのは以下の2点。
1)EPSONのPRパネル。
人型に切ったアクリル板に透過スクリーンが貼ってあって、後ろにあるプロジェクターからのコンテンツを投影するというもの。ただの実寸パネルか!と思っていたら、動くので驚いた。けど、あとからもう一度見に来たら若干ズレてて少し残念。ちなみにメインはプロジェクターじゃなくてスクリーンのほうです。高輝度リアスクリーンフィルム・Vikuiti(ビキュイティ)・・・。
2)ルンバ(笑)
新しいモノ好きなら名前だけは聞いたことがあるだろうという、自走式掃除機。実際に動いているのは初めて見ましたが、チョコマカと動き回って意外とマメに掃除しています。ただ、これがウチにあったら果たしてどうなるかは謎・・・。
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うーん。微妙。
あ、そういえば地元のポータルサイト、ポティカさんも出展してるって言ってたなぁと思って、ブースに行ってみました。
Twitterで出展される旨を書かれてましたが、行った時につぶやいてる方が居なくて残念・・・。
(後ほどお伺いしたら無事にお会いすることが出来ました!)
他にも地元企業のブースなどを見学しつつ、最後に行き着いたのはここ。
アンケートに答えてくじ引きをしたら、Tシャツを頂きました。
「地デジ・ツヨシ・Tシャツ」・・・何かの時に着ていきますので、その時は多いに笑って頂けると幸いです。
そうこうしているうちにK氏は昼休み終了のためお別れ。自分は残ってMicrosoftのプレゼンを聞くことに。
しかし、何だかまた嫌な予感・・・と思っているうちにだんだん人が増え始め、
何とかこれくらいに。
内容は、Windows7を中心としたMS製品の紹介がメインで特に目新しいものは感じませんでしたが、パワポのスライドはさすがに綺麗に作ってあるなぁと。
プレゼンが終わってそろそろ帰ろうかとしたところで、知り合いの方にお会いしたので一緒にもう一周まわって帰りました。ちなみにこのころ(14時前後)になるとだいぶ人が入って来てましたが、一番人気があったのはセグウェイの試乗会でしたね。
帰りは近くの回転寿司屋・めっけもんで軽く寿司をつまんで帰りました。ここは(回転寿司にしては)ちょっと高めですが、その代わりネタがいいです。
キンメダイとか、
ヤガラとか。変わったものを一通り。
あとは灰まみれになった車を洗車して帰宅。今日も平和に終わった感じです・・・。
Tシャツのほか、缶バッジやらメモ帳やら・・・お土産だけはいろいろ頂きました。(苦笑
海外からお越しになった友人夫妻が熊本にお越しになるというので、これまた友人のF氏と一緒に阿蘇を見物してきました。折角行くならということで、前日より熊本空港近くのホテルに宿泊することにして家を出ます。
山を越えて九州道に乗ったところで、そういえばお土産が無いなぁと思って桜島SAに寄るも面白いモノが無かったので、他にどこかあるかと思って寄ったのは鹿児島空港。
連休初日と言うことで大混雑・・・買い物だけなので空港駐車場(いつもはちょっと離れた安い駐車場に停める)でいいやと入ったら、いくら探しても空いてるスペースが無い・・・。どこか空いてるハズだから探せという係員を相手にしているヒマは無いので、仕方無くそのままスルーして出口へ。しっかり料金を取られたんですが・・・。つーか金取るなら仕事しろよ・・・。
ブツブツ言いながら空港の前に路駐(!)してお土産を入手。「桜島!」とでっかくプリントされたTシャツとタオルなんぞを買ってみました。サイズが微妙だけど、話のタネにでもなればいいかと言うことで。
そのあとはまた九州道で北上。途中、バンパーがモゲかかってぶらんぶらんしてる車や、マフラーを引きづりながら火花を飛ばしてる車などが居たりして、休日の高速道路は結構楽しい・・・けど、どっかのトラックがまき散らして行った「タイヤ片」がそこらじゅうに・・・というか「タイヤそのもの」まで落ちてるのには参りました。落とし主が不明なのですが、もしかして今も気づかず走っているのでは無いか?と思うと、どうにもいたたまれない気持ちになります。
そんなこんなで目的のICの一つ手前で間違えて降りたあと(←ただのミスです)、田舎道やら住宅街やらを激しく迷走して「カンデオホテルズ菊陽熊本空港」に到着しました。
このホテルは最近流行?の郊外型ホテルで、小綺麗な作りで値段が安いのが特徴です。部屋が西向きだったので夕焼けがとても綺麗で・・・。出発前に調べておいた(爆)出前ピザ屋に夕食の注文をしたあとは、窓の前でぼーっと外を眺めます。
毎日のこととは言え、何度見ても綺麗だなーと。
日が暮れていくのを見送ったあと、あたりが暗くなったころにピザが届きました。もう少しまともなモノを食えという気もしますが・・・出前が取れないところに住んでいるもので・・・たまに出たときに食べるのが贅沢!ということで、頼んだのはピザポケットのプレミアムロールというもの。メニューがよく分からないので、ジャケ買いならぬ名前注文でしたが・・・。
到着したブツを開けると、そこにはなんだか凄いモノが。ピザだけでも十分高カロリーなところにきて、ミミの部分にはウィンナーがずらっと並んでいます。さすがにこれは重そうだ・・・と食べたら実際重くて軽く気持ち悪くなりました。適当な注文をするとこういう目に遭います・・・。
ピザを食ったら風呂に入ってダラダラと。加湿器をレンタルしたら湿度が高くなりすぎてなかなか寝付けず、気を失って起きたら朝という状態でした。。。
天気はどうだ!?とカーテンを開けると、外は一面のベタ曇り。
天気予報は午後から雨。これは当たりそうな予感。朝食バイキング付きなのでここはさらっと健康をテーマにメニューをチョイス。あくまでも主観ですが。
朝飯を終えたところで午前3時に広島を出たF氏が到着。夫妻が泊まっているペンションへお迎えに。
無事に合流出来たら、雨が降り出さないうちに・・・と言ってるそばからポツポツ来てるのですが・・・阿蘇山へ。途中で草千里などに寄りつつ、
激烈に寒い阿蘇山西駅からロープウェイに乗って、さらに強風吹きすさぶ山頂・火口見学へ。”寒い”という単語がマイナス気温が半ば標準の国から来た人の口からも発せられるくらい・・・とにかく寒い!でも山頂は人が沢山いて、人気の程を思い知らされます。
山頂には万が一の噴火に備えて避難施設が沢山あるのですが、これもっといいデザインとかにならないんですかね。戦争の何かみたいで・・・。
火口付近では何やら怪しげなものが売られている・・・と思ったら、硫黄でした。要するに「湯ノ花」なんですが・・・ここで買ったあと、ロープウェイに持ち込んでいいものなんだろうか?特に3000円クラスのやつとか・・・。
それにしてもこちらは遊びに来てるだけですが、仕事で毎日となるとかなり過酷な環境です・・・。ごくろうさんです。
そして火口へ。
水蒸気が激しく上がっていますが、思ったほど温泉臭くありません。風向きに寄ってたまーにグリーンな湖面?が見えたりします。サウナ好きなフィンランド人が「あれ温泉だろ!入って来ていいか?」と言うので、「ちょっと熱いから気をつけろ!」と言っておきました。そういうイメージはあまり無かったんですが、結構面白い人だなとこの辺から思い始めました。(^^;
奥様に「写真撮るからここに立って」と言った場所は「禁煙看板の前」だったりしますし。
別の場所ではお土産用のきれいな石なんかも売られていて興味津々。
かと思えば、スタスタと歩いて違う展望台へ・・・立ち止まったかと思うと道を外れて石探し・・・と至ってマイペースな旦那殿。ちなみに奥様はすっかり凍えてしまってそれどころじゃない様子・・・恐るべし阿蘇。奥様曰く、日本の寒さは湿気があるから寒さを感じる・・・とのことですが、いや実際寒いんですよね、風強いし・・・。
火口見学を終えて車に戻ります。次はランチへ行く予定ですが、思いのほか早く戻って来たので(当たり前だ)、阿蘇山をグルっと一周するルートを通って、はな阿蘇美のバイキングレストランへ。
ここは以前、奥様が行った事があると聞いていたので寄ってみたのですが、ちょうど昼時だったせいか、なかなかな混雑具合。でもそんなに待たずに席へ座れて良かった・・・。
席に着いたあとは、各人好きなものを持ってきます。ここで持ってたものを比べてみると個性が出て面白い。
※手前が自分。
画像ではすでに空いていますが、何故か赤米ごはんにカレーをかけてきた旦那殿・・・カレーライスはご存じだそうですが、これは・・・と爆笑していたら「お前のメシにはカレーがかかって無いじゃないか」と言う。これにF氏は赤米+カレー、自分は赤米+山菜おこわ+カレーに照り焼きチキントッピングで対抗。何のため?いや、何も意味はないんです。ただ面白いだけ。(笑)
食事のあとはデザートを頂きます。コーヒーに白玉が合うのかどうかはさておき、美味しかったですよ。
ここは地元食材を使っているのがウリで、肉から野菜からいろんなモノが選べて良いです。値段も安くて、美味しく腹一杯になれるのでいいですね。
ランチのあとは大分の城島高原までお送りする予定ですが、折角だからということで臼杵の磨崖仏に寄ることに。天気はいよいよ雨。つくづく阿蘇山で降らなくて良かった・・・。
石仏の町・臼杵と豪語するだけあって、石材店やら石灯籠などがそこらじゅうにあるこの町。磨崖仏もそりゃ立派なものですが、それ以上に立派なのは保護のために作られた屋根・・・というツッコミは無しで。
ありがたいありがたい・・・。
場内は散策出来るルートになってます。雨の竹藪はちょっと怖いけど、
旦那殿はどんどん奥地へ進みます(ちなみに自国では竹が生えてないんだそうです)。
この先「○○塔」という看板の文字に、五重塔的なモノを想像し、それがこのヤブの先にあるんだと信じて、ぬかるむ山道や急な上り坂を雨のなか進んだ先には、さぞ立派な塔が、
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無かった。
そこそこの距離を歩いて来ただけに「ちっさ!」「Funny!」と、言葉は違えど意味は同じような感想が・・・。笑
でも、よく見ると梵字が彫ってあったりして、これはこれで立派なもんなんですよね、多分。
そして残りの磨崖仏も見学。
面白いのかなぁ?どんなもんなのかなぁ?と心配してましたが、
開いた口が開いたままになる程度には感動して頂けたようです。(笑
ちょっとした里山の風情もあり、天気が良ければ周辺散策も楽しそうです。
さて、そろそろ時間ということで臼杵ICから東九州道へ。窓から見える別府市街の沸きっぷり(そこらじゅうから温泉の湯気が上がってる)に驚愕しつつ、別府ICで降りて城島高原のホテルまで夫妻をお送りして、ご案内終了。どうもお疲れさんでした!
※いまごろ飛行機のなか・・・でしょうかね。次回は是非鹿児島にも行きましょう!
あとは自分が泊まってるホテルまで戻ってもらって、F氏はそのまま広島へ・・・。途中、車が2台クラッシュしてたりしましたが、夕食を食べて無事帰還。F氏はそのまま走って午前3時に帰宅されたそうで・・・丸24時間の旅でしたね。
当初の予定ではこのまま自分も鹿児島に戻る予定でしたが、翌日は晴れそうなので延泊することに。
そして、迷走の旅が始まる・・・いやそんなたいしたもんじゃないですが。(苦笑
最近よく見かける画像認証。この画像にある単語を入力しろとかいうやつ。
先日、某サイトのアカウント登録であったんですが、この画像はちょっとひどくないかと。
読めます?これ。
さて。ま、いろいろありましたけどとりあえず食わないと死んでしまうので食うのです。(笑)
※写真のピントが出てないのは気のせいです。ボケてるなぁ?と感じる写真は遠くからご覧下さい・・・。
【関係者各位】
時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
私事ではございますが、一身上の都合により11月15日付けをもちまして株式会社かごしまツーリズム(岩屋公園キャンプ場)を退職致しました。
事後にこのような形での報告となりました事を深くお詫びするとともに、在職中にお世話になりました方々には、厚く御礼申し上げます。
今後につきましてはまだ白紙でありますが、引き続き皆様のお役に立てますように努力する所存であります。皆様方には旧職場であります「南九州市立岩屋公園キャンプ場」ともども、今後も変わらぬお付き合いをして頂けますようお願い致したく、退職の挨拶とさせて頂きます。
ありがとうございました。
平成21年11月19日 門倉恵介
待てどくらせどウンともスンとも言わないので、ショップに持ち込みました。場所は鹿児島中央駅前店。前回は違う店でさんざんな対応をさせられたので、今回は店を変えました。
以下、お店にて。
自分「BlackBerryの電源が入らなくなりました。」
店員「わかりました、見させて頂きますのでこちらにご記入下さい。」
こちらに住所氏名を記入する用紙を渡して、代わりに本体を受け取るもバッテリフタが開けられない。
自分「開けましょうか?」
店員「いえ、何とか・・。」
ツメでガシガシやられて傷が付くのが嫌なんだけど。
なんとかフタを開けて水没確認。
店員「水没はしてないようですね。」
これは危険な発言だ。前回はここが騒ぎの発端になったんだから。
自分「はい。大丈夫だと思います。スマートフォンケアにも電話して電池やFOMAカードの抜き差しもやりました。」
店員「それでケアではなんて言われました?」
自分「ショップに持ち込めと言われたので持ってきたんです。」
ここで店員、無線で店長を呼ぶ。ちなみにさっき記入した用紙は放置されている。
店長登場。またイチから症状説明。
店長・店員裏に引っ込む。なにやら裏で会議開始した模様。
しばらくして店員が代替機の箱を持って登場。どうやら引き上げ修理になるようなので、そこで一言。
自分「今回が二度目なんですよ~以前は買った直後だったんですが~笑」
店員「あ、そうなんですか。」
慌てて記入した用紙の内容を端末に打ち込んで履歴を確認。代替機の箱を持ってまた奥に引っ込む。今度は店長が登場。
店長「またご迷惑をおかけして申し訳ありません。」
自分「いや壊れるのは仕方無いんで治ってくれればいいです。」
店長「少々お待ち下さい」
と店長奥へ。どこかと電話をしているようだ。店長再登場。
店長「お待たせしました。いま本部のほうと掛け合いまして、新品をお出し出来るように調整を取っています。すぐ返事が来ますのでしばらくお待ち願えますか。」
自分「お手数おかけします」
以前のショップと比べて、こちらはずいぶんまともな気がする。もっとも二度目というのが無かったらどうなっていたのか。
しばらくして電話が来る。
店長「機械の手配は出来たのですが届くのが明日になってしまいまして・・・」
自分「すぐ持ってこいって言ってすぐ届くものなら言いますけど、無理でしょう?笑」
店長「はい、申し訳ありませんが明日になってしまいます。」
変な言い訳をしないところが気に入ったので、
自分「全然いいですよ。明日もこの辺に来る用事があるのでついでに寄りますから。」
店長「助かります。ありがとうございます。」
といったところでショップをあとに。
見れば店員一同が頭を下げている。まるでヤクザの親分にでもなった気分。
すっかりご愛用して、もはや無いことが考えられないくらいのBlackBerryですが、このたび動かなくなりました。
コトの始まりは昨晩。ネットラジオを聴きながら寝オチしてまして、夜中に目が覚めたときにうんともすんとも言わなくなってたので、バッテリ切れかと思って充電し始めたんです。
で、朝までそのままにしていざ電源をONしようとしたら・・・何も起きない。
あれ?と思ってさらに充電すること1時間。やっぱり電源が入らないので、バッテリを外して放置してみたり、FOMAカードを抜き差ししてみたり・・・。で現象変わらず。
ドコモに電話してみたら、そこまでやってダメならショップに持ち込めとのこと。あーあ。これで二度目なんですが・・・。
芋掘り・・・というとこの時期良くありがちなイベントとして、楽しい思い出がある方も多いと思いますが、それが農家のお仕事としてみたらどうなのか。そこに収穫の喜び、あるいは楽しみはあるのかを検証すべく、サツマイモの収穫に参戦してきました。
現場までは自宅から車で3時間。朝早く起きて・・・のつもりが、結局寝れずに徹夜明けでの出発になったのは、11/3(火)の朝4時半。眠いんだか眠くないんだか、もはやよく分からない状態で出発しました。時間に余裕があるので陸路で行っても良かったのですが、時折訪れる強烈な眠気のため、安全策をとってフェリーに乗ることにしました。まぁその状態で運転というのが、そもそも・・・なんですが。
マクドナルドで買った朝飯を片手に運転しつつ現場に到着。さっそく作業着に着替えて畑へと向かいます。
すでに3分の1が掘り終わっている畑。今日中に残りを掘りきる予定で作業を始めます。
作業は至ってシンプル。マシンでツルを刈り取ったあとは、芋を掘るマシンで掘って、あとは掘った芋を拾い集める・・・のですが、実はこのマシン。結構掘り残しが多い・・・ということで結局人力(手や足を駆使して)で土を探らなくてはいけません。
上の写真(これは前回の写真)のように淡々と芋を掘り、拾い集めて軽トラに載せて行きます。ちょっと掘るだけで荷台はこんな有様。
(過積載)
まさに芋だらけ。観光農園で袋一つ分掘るのとは訳が違います。掘った芋は傷んだり病気になったものを取り除いたあと、ツルやヒゲを折り取ります。炎天下のなか、単純な作業を黙々とこなします。
(孤独な戦い)
掘って集めて選別して・・・を繰り返して、
日が暮れる頃にはこんな袋がいくつも並びました。
結局その日のうちに全てを掘りきることは出来ませんでしたが、それでも収穫量は6トン。これを6人で掘りきりました・・・。
(その1のつづき。)
見学を終えて車に戻ったら巨大なキリギリスが・・・。
気を取り直して。次の目的地は出水市。さらに北上します。
阿久根にかけての国道3号はいつでも風光明媚。
程なくして阿久根の市街地に入ると、寄らなければならない店。おとせ屋。昔ながらの小さなパン屋です。
ここはメロンパンが名物なのですが、今まで何度か行ってみるもいつも売り切れ。今回はどうだ?と思ったら、ありました!
メロンパンとあんパンとクリームパンを買って、ついでにおっちゃんを一枚。
行くと必ず世間話をしてくれる、とてもフレンドリーなおっちゃんです。パンの方はと言えば、あんパンとクリームパンに関しては誰もが想像している通りのものが出てきます。とにかく普通。何の変哲も無いのですが、ここはあえてそれを評価するべきかと。だって、これを何十年も毎日毎日作って売ってるんですよ・・・この人は。自分には到底マネが出来ませんです。ちなみにメロンパンだけはちょっと変わっていて、甘食にザラメをかけてこんがり焼いたような雰囲気。上の写真の中段真ん中がそれですが、こんがりしてるでしょ?
あんパンを囓りながらさらに北上します。気が付いたらクリームパンにまで手を付けています。こうやって何となく食べてしまうところも、おとせ屋パンの魅力ですな。
出水市に入ったところで国道を逸れます。向かうは「ツル飛来地」。そう、今年もツルがやってくる季節なので、それを見に行こうと。今度は鳥の観察でしょ?
現場に着くと早速鳴き声が聞こえて来ます。ぎゃーぎゃーと。
車を降りて、柵で囲まれた保護地に行くと、ああ居ますねぇたくさん。
ぎゃーぎゃーと言う鳴き声に混ざって聞こえるのが、カメラの場所取りで喧嘩をしているおっさん二人の声。みんなの観察場所なのに、三脚をどかんと立てて占領中というのはどうしようもないですね。折しも目の前のツルは餌の取り合いで大騒ぎですが、それより遙かに劣る次元の争いには、ただただ呆れるのみです。
邪魔な三脚をどかして写真を撮ってみましたが、もっと望遠が欲しくなりますねぇ。
そういえばどかした三脚には200mmが付いてたけど、柵の写真でも撮るのかな?マニアのやることはわかりませんな。
それにしても美しい・・・カメラの使い方がいまいちよくわからなくて、真っ黒になってるのが非常に惜しいです。(今回からボディが新しくなったので・・・後述)
いろいろ課題を残しつつ、また今度挑戦しようと思いました。
帰りは水俣-八代経由で九州道を走って帰宅。水俣での夕日が綺麗だったので一枚。
九州道・山江SAでちゃんぽんを食べて夕食に。
あとはいつも通り走って帰宅しましたよ。
今日は一日、鳥の観察なんぞに費やしてみました。
まず向かったのは薩摩川内市。家を出て加世田経由で北上。海沿いの気持ち良い道を走って1時間少々で到着。
そこはJR九州・川内車両基地。九州新幹線の整備工場です。某所で今日はそこでイベントをやってて中に入れるというのを聞き、それでは行ってみようということになった次第。正式には「新幹線基地フェスタ2009」と言うのだとか何とか。
車をその辺に路駐(爆)して早速中に入ってみます。というか、シャトルバスがあるんなんてその場で初めて知りましたよ・・・。
中に入ると広い工場の一角がイベントスペースになっていて、そこでいろいろな出し物が行われていた・・・ようです。他にも展示やら販売やら、結構いろいろありまして、そこそこ賑わっております。
工場の中はさすがというか何というか、とにかく広い!デカい。そして真新しい。すげぇなぁと思いつつ、地味に隅っこに置いてある台車なんぞを撮ってみる。
新幹線の台車だぜ!すげぇよ!!なんて興奮するほど鉄な人じゃないのですが、気が付いたらその延長線上にあったこんなものまで撮ってました。
これをグルっとやって台車を運んだりするんでしょうか。なんか面白そうなので、次回は是非稼働デモをやって頂きたい!さらに言うなら自分で操作してみたいぞと思います。
さて、工場の奥の方へ行くと新幹線の下回りの点検・・・じゃなくて見学が出来ます。
九州新幹線のこの車両。なんとなくノッペリしていて締まりの無い奴だなぁと思っていたのですが、下回りを見るとこれが結構な気合いの入りよう。
ブレーキのデカさと、ダストの凄さが半端じゃない台車とか。
至る所に施された空力対策とか・・・。
車輪の場所以外は全部サイドスカートがついてますが、レールとの隙間が小さいこと・・・。ちょっとロールしたらこすりそうな勢い。ここまでしないとあの速さは出ないんですなぁ。。。
新幹線といえば日本の技術・全部乗せ!みたいなに思ってましたが、ほんとにそんな感じでした。
さて一通り見たからそろそろ帰るかと思っていると、運転台見学の抽選が始まると言う。まぁ当たったら見てみよう、くらいに思って抽選するもハズれ・・・たのですが、「あー当たるまでやっちゃって下さい!」という係員のお言葉。二発目に見事当たりを引きましたよ。いいのか?
整理券をもらったので、時間になるまでの間すこし工場内を撮影します。
広角レンズなんて車に置いてきたので、まぁこんなもんです。
自分が乗る(?)車両は、外の車両との事なので工場から出て外に回ります。そこもまぁ子供が一杯。いつの時代でも人気者ですなぁ。そんな子供たちを押しのけて傍若無人な撮影をしているマニアな方々の前に入り込んで写真を撮ります。
そして指定された車両に乗り込むと、座席に座って順番待ちです。本物の車掌さんが対応して下さいます。
ここにはまだ書いてませんが(絶対書きますから・・・)実は先日この車両には乗ってまして。。。でもそのときはちゃんと撮影せずにグラコロバーガーを食ってたものですから、とりあえず車内の様子を。
木目を多様した落ち着くインテリア・・・なのかも知れません。個人的に非常に良いと思ったのは、窓にある日除け。
ただのすだれなんですが、外が見えるようにか一部分だけ目が粗くしてあるという芸の細かさ。これぞ和の心。というか、鉄道車両ですだれが採用された例って他にあるんでしょうか。。。
ふと足下を見れば、
なにやらモノグラムが・・・。なんだか徹底したこだわりを感じますね。
待つことしばし。車掌さんと談笑しつつ待つこと数分で自分の順番が来ました。いよいよ運転台に入りますよ!!!って、まぁそんなにテンション上がってる訳ではありません。
意外と何も無いのに驚きました。へぇこんなもんなんですねぇ・・・ってそりゃあの速さで走るんだから、余計なもんを見たりいじったりしてる暇は無いか・・・と、これまた現役運転手さんからいろいろお話を聞きます。というか、新幹線の運転台って普通見れないので、見るだけで普通に感動です。
運転台からの眺めはこんな感じ。
遠くは良く見えますが、目の前は全く見えません。実際にイスに座らせてもらって周囲を見渡してみると、意外と窓が小さいんですね。これでどうやって規定位置に列車を停めるのかと聞いてみたところ、横の窓に白い目印があってそこをホームの目印に合わせて停めるんだそうです。いやぁ勉強になります。
しっかり楽しんだぜ!と、そろそろ去ろうとすると「折角だから写真を撮りましょう!」と言われる。何というサービス精神・・・さすがです。そう言われるならば、撮って頂かない訳にはいけませんよということで、自分の写真を撮るのが大嫌いな自分ですが、一枚。ちょっと楽しくなってます。
しかしながらものすごい恥ずかしいので、今回限りにしようと思います。はい。
子供の視線と、その親の失笑を買いつつ、運転手さんにお礼を言って運転台を堂々と後に。車掌さんにも挨拶をして降りようとすると、こんなところにもこだわりが・・・。
壁材まで専用に作ったのか!と。感動しきりで降りたあとは場内を適当に撮影。
作業車の試乗会とか、いいですね。列が長かったのでパスしましたけど・・・。
実際乗って見てからだと、外からも窓の小ささが良くわかります。一通り見たら工場を通って移動・・・の前に、さっき目を付けておいたものをお土産に購入。
JR系のグッズもあったようですが、迷わずこれにしました。肥薩オレンジ鉄道のチョロQ。実はそれを入れる紙袋のほうが欲しかったような気がしないでもないのですが、記念に飾っておこうかと。何故か知りませんが売り物のタオルをおまけにもらいました。
肥薩オレンジと言えば3セクになって経営が厳しいという、典型的な路線です。あの手この手を使って資金繰りをしている様子は、ぬれ煎餅を売る銚子電鉄と同じような状況。こんなちょっとした買い物でも、その足しになればと思うのですが・・・。
さて、そんなこんなで無事に見学を済ませました。え?これのどこが鳥の観察だって?
ですから・・・ごめんなさい。(笑)
(長くなったのでひとまず休憩・・・その2へ。)