サーバ不調がなかなか治らないのと、
船橋のラーメン屋「一丁」で冬限定メニューが出ているとの情報をキャッチしたので、
自宅を出て湾岸線を千葉方面へ。
走ること2時間。紹介主のO氏(会社の先輩)を拾って一丁へ。
ここはノーマルラーメンのうまさもさることながら、夏期限定で出ていた塩ラーメンのうまさが絶品だった店。
とにかく作りが丁寧という印象を強く受ける一軒です。
で、さっそく食べて見ました。冬季限定「ふゆみそ」。
冬のみそラーメンというと、こってり味を予想しますけど、
これもまたかなり強めの味。
いつもの味噌ラーメンか?と思わせておいて、さっぱり和風な味わいなのは何故?・・・と、思っていると、
乗っかっている白いネギの山には、シソとミョウガが紛れ込んでいて、
(実はどちらも大嫌いなのだけど、それを超えるうまさなのです。)
スープには隠し味(わかるかわからない程度)に、柚の皮が入っている。
「一見ただのネギの山」「一見ただの味噌スープ」と思わせておいて、
実は細かいところまで作り込みがなされているあたりが、この店らしい。
速攻で完食。わざわざ来た甲斐があるという、一杯でした。
ラーメンのあと、少しお茶して会社の文句をいいつつ、解散。
このまま帰ろうかと思ったけど、折角だから東京湾を渡ってみようと、木更津方面へ。
海も見たかったことだし。
木更津に行ったらまだ時間が早かった(といっても午前2時くらい)ので、そのまま南下。
館山の手前あたりで車を止めて空を見たら、天の川と流星2つ。
最終的に、
ここまで走って、コーヒー飲んで帰り道。
途中で仮眠をして、いざ東京湾アクアラインへ。
お約束ということで海ほたるPAへ寄ってみたら、連休の中日のせいか誰も人が居ない。
気持ち悪いくらいに静かな海上施設。ちょっと怖い。
時間はちょうど夜明け。
空と海の色があまりに綺麗で、しばしみとれること1時間近く。
すっかり明るくなった頃にようやく帰宅。
土産はもちろんマックスコーヒーで。
~つづき~
さて二日目。

二日酔いも無く、思ったより早い時間に起きて外を見た。
まだ薄暗い外には、雪かきをする人影。
夜のうちにまた雪が降ったようで・・・。
朝飯を食べて、さて出発。

さっき宿の人が綺麗にしたばかりなのに、もう雪化粧。
—–
宿を出て、氷見漁港へ。
年末押し迫った漁港は、遅い時間にも関わらず大騒ぎです。

積んである箱のほとんどが発送用のブリ。
写真に写っていないところまで、物凄い個数の箱が積み上げられていました。
さすが名物。
そんな騒ぎの片隅でお婆さんが黙々と、

魚を捌いています。素手じゃさぞ寒いだろうに。
漁港を見学したあとは、隣接している観光市場へ。
こちらは観光客やら帰省客やらで、大騒ぎ。


ここでも一番目に付くのは、やはりブリ。
鮮度は高そうだけど、ちょっと値段が高めかなぁと。
まぁ今が旬だし、年末と言えば一番値段が上がる時期なんでしょうけど。
一通り見て回って、お土産用の発送を済ませて、早々に退散。
(とにかく凄い人だかりで・・・折角の旅行なのに疲れても仕方ないですし)
—–
氷見を出て、今度は五箇山へ。
白川郷の隣にある、こちらも世界遺産な合掌造りの集落です。
途中の店で食事。
(雑誌にも載っている有名そうな食堂なんですが、全然イマイチ!)
気を取り直して、今日の宿。与茂四郎(よもしろう)。
本物の合掌造りな民宿です。

いろりが良い雰囲気。
食事は、このいろりがある広間で、宿泊客全員がいろりを囲んで食べるようなシステム。
関西からの家族連れ、平塚(!)からの一人旅、呉で英語教師をやっているというカナダ人姉弟と我々。
そんな面々が揃っての食事。とてもアットホーム。
メニューは、魚と山菜。
とくに山菜は、夏の間に収穫して塩漬けにしたり干しておいたものを、使っているとのこと。
日頃の自分の食生活からすると、まるで正反対のもので、いろいろ考えさせられる。
冬でも夏野菜が入手可能な昨今。こういう生活もたまには必要では無いかと思う。
さて、食事の後はこれ。

岩魚の骨酒(2合入り)を3人で3杯飲んで、おやすみです。
~つづく~




