行こう行こうと思っていて、ようやく行けました。浜名湖花博。
以前住んでいたところのすぐ近くで行われていまして、
ついでにいろいろと見て回って来ましたが、
博覧会が与える影響とは、こんなに凄いものかと感動しました。
私が居たころは用地買収すらまともに出来ていなかった
橋や道路が当たり前のように完成している。
湿地に砂利道だったところには大きなショッピングセンターが。
有り得ない場所で大渋滞・・・などなど。
博覧会自体も、いろんな花が咲いていて楽しかったですが
むしろその他の部分も楽しかったなぁと。
たかだか3年ちょいのブランクですが、大きな変化。
でもそのままのものはそのまま残っていて、
そこがまた楽しくもあり、安心したりもします。
餃子の丸和、カネ蔵、もみの木、遠鉄ストア大人見店・・・。
あの頃良く通った、今も健在の場所。
また沢山のリンゴが落ちた。
台風直撃のニュースのあと、テレビでこの画を見るのが一番悲しい。
手間ひま掛けて育てたものを何十分の一の価値で処分しなければならないという
辛さと悔しさは、想像する以上に伝わってくるものがある。
自然災害でなくとも、まじめに苦労してきた人間が痛い目に遭うこと、
多々あると思う。
その度に、その人間に対して自分が出来ることを最大限やること、
それがせめてもの救いになるのなら、その努力を惜しんではならないということ、
改めて思う。それがどんなことでも。
落ちたリンゴ、大半は加工用に回されるという。
それなら国産のリンゴジュースをいつもより沢山飲もう。パンにはリンゴジャムを塗ろう。
こんな事しか出来ない無力な人間ですが、
せめてこれくらいは。
以前住んでいた静岡県の雄踏町というところにある、「もみの木」という喫茶店。
一時期は良く通いました。
当時の私は、地元には会社関係の人間以外の知り合いはおらず、
そんな中で唯一、地元の人間と触れ合うことがあったのがこの店でした。
おばちゃんが一人でやっている、丸太作りの喫茶店。
仕事のこと。生活のこと。その他のこと。
うまいコーヒーを頂きながら、とにかくいろんな事を話した思い出があります。
神奈川に戻ってきて丸4年、もうすっかりごぶさたしてしまっているけど、
おばちゃん元気だろうか。
浜名湖花博のニュースなんかを見ていて、ふとその当時にあった事を思い出している
今日この頃です。
「もみの木」
http://www.mapion.co.jp/c/f?grp=all&uc=1&scl=25000&el=137%2F37%2F36.666&pnf=1&size=500%2C500&nl=34%2F42%2F16.402