- という言葉は苦手だ。
出来れば使いたくない、というか使わずに済むならそうしたいと
- 言ったほうが正しいかも知れない。
今の仕事は、担当エリア内の客先を回るのがメインの仕事だけど、
ある程度の期間、同じエリアを担当していると、
中には商売を辞める(=倒産とか)ようなところも出て来るのは、
良くある事と言えば良くある事。
そんなときに交わされる挨拶が、
自分:「**さんにはいろいろお世話になりました。これからも頑張って下さい。」
客:「こちらこそお世話になりました、また機会があったらその時もよろしく。」
というような感じ。
こういう挨拶を交わすたびに、もちろん社交辞令ではあるとしても、
「頑張って」という言葉に何とも言えない無責任さを感じてしまうのは、
自分だけだろうか。。。
そんなことを寒い夜、ちょっと考えてしまうのだ。
確かに。
自分もあまり使わないようにしているが、さていつも困るのは他に言う言葉が無いぞってとき。
そんなときは、きっと本当にどうでも良くって
「あなたがやらなきゃ、こちらが言ってもしょうがないでしょう~」みたいなときなんだけど。
では、どうするか?
「適当にやってね~!」とか?
この場合の適当はやるべきようにやってください。あなた相当でってことで。
ただ、その場合、「適当」が「いい加減」の方にとられちゃうのが普通なので、
自分がちゃらんぽらんな人扱いですが。
と言いつつも、私もつい「頑張って!」なんて口にしてしまうんですよね(^^;)。
どうしてもその言葉しか出てこない場合もあるし、
うん、日本語って本当に難しい・・・。
すかさんはその辺りをきちんと分かっている人だから悩んでいる。
でも、そういう言葉を何も気にしない&考えないで言う人がいるのも事実。
たとえ同じ言葉でも「考えて言う」のと、「何も考えないで言う」
のとでは全然違うと思うので、そういう考える気持ちを持っている
すかさんは、人に対して思いやりのある人だと思いますよ(^_^)。
みなさんのおっしゃるとおり、がんばってくださいと言うは簡単ですが、受け取る方は・・・。
そういうことは、今までも多々経験しました。
しかしながら、相手を励ます言葉って他になかなか見つからないですよね!?
うーん。このテーマは結構奥が深い!
「頑張って」という言葉を使うときは、
主に次の場合に分類されるかと。
1)こちらの考えがわかっているだろうor伝わるだろうと思われる相手の場合。友人知人。
2)相手の状況が良くわからないor聞けない場合。客相手とか。
3)どーでも良いと思ってる場合。その他どーでも良い相手。
これって「他のどんな言葉も適当でない」という前提がつくと思うんですが、
結構広い意味で使えるor使っている言葉なんですよね。
それ故に、「自分がどう思って発したのかが相手にどう伝わったのか」
というのが気になるなぁと考えた次第です。寒い夜に。
そんな細かいことを気にしては。。。と思われる方も多いかと思いますし、
自分でもそう思うようにしているのですが、
最終的に「大体伝わっているだろう」ということで妥協してしまうことが
怖いとも寂しいとも思えるような気がして。
仕事柄、いろいろな業種のいろいろな性格の人と関わっているので、
というのがあるので、こんなことが気になってしまうだけかもしれないですけど、
意外と皆さん同じように思っているというのがわかって安心しました。(^^;
この辺りが、日本人は無責任&偽善者が多いと言われてしまう
処でしょうか。
その人を手伝いながら「頑張れ!」と励ますなら分かりますが、
何も手伝わないで頑張れ!というのは失礼なのではないか、と。
#実際、外国では個人のトラブルは個人で解決するものだから
簡単に「頑張れ!」と言うのは失礼に当たるんだとか。
障害を持った人の話で、外国では本当に助けが必要な時に
手を貸してくれるが、日本だと特に助けが必要ではない時に
手を貸してくれるが、本当に助けが欲しい時になると
誰も助けてくれない・・・という話を聞いた事がありますが、
その話を聞いて妙に納得してしまいました。
と、ちょっと話がずれてしまいましたが、相手を思いやる言葉こそ
きちんと考えて大切に使いたいですよね~。