~つづき~
さて二日目。
二日酔いも無く、思ったより早い時間に起きて外を見た。
まだ薄暗い外には、雪かきをする人影。
夜のうちにまた雪が降ったようで・・・。
朝飯を食べて、さて出発。
さっき宿の人が綺麗にしたばかりなのに、もう雪化粧。
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宿を出て、氷見漁港へ。
年末押し迫った漁港は、遅い時間にも関わらず大騒ぎです。
積んである箱のほとんどが発送用のブリ。
写真に写っていないところまで、物凄い個数の箱が積み上げられていました。
さすが名物。
そんな騒ぎの片隅でお婆さんが黙々と、
魚を捌いています。素手じゃさぞ寒いだろうに。
漁港を見学したあとは、隣接している観光市場へ。
こちらは観光客やら帰省客やらで、大騒ぎ。
ここでも一番目に付くのは、やはりブリ。
鮮度は高そうだけど、ちょっと値段が高めかなぁと。
まぁ今が旬だし、年末と言えば一番値段が上がる時期なんでしょうけど。
一通り見て回って、お土産用の発送を済ませて、早々に退散。
(とにかく凄い人だかりで・・・折角の旅行なのに疲れても仕方ないですし)
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氷見を出て、今度は五箇山へ。
白川郷の隣にある、こちらも世界遺産な合掌造りの集落です。
途中の店で食事。
(雑誌にも載っている有名そうな食堂なんですが、全然イマイチ!)
気を取り直して、今日の宿。与茂四郎(よもしろう)。
本物の合掌造りな民宿です。
いろりが良い雰囲気。
食事は、このいろりがある広間で、宿泊客全員がいろりを囲んで食べるようなシステム。
関西からの家族連れ、平塚(!)からの一人旅、呉で英語教師をやっているというカナダ人姉弟と我々。
そんな面々が揃っての食事。とてもアットホーム。
メニューは、魚と山菜。
とくに山菜は、夏の間に収穫して塩漬けにしたり干しておいたものを、使っているとのこと。
日頃の自分の食生活からすると、まるで正反対のもので、いろいろ考えさせられる。
冬でも夏野菜が入手可能な昨今。こういう生活もたまには必要では無いかと思う。
さて、食事の後はこれ。
岩魚の骨酒(2合入り)を3人で3杯飲んで、おやすみです。
~つづく~
えーあそこの店が、雑誌に載ってたの??うそーん。
手前の蕎麦やじゃね?
だって。まずすぎです。