suka's HITOKOTO
日々のつれづれ書いてます。
1月 16, 2005 — 23:56
自宅の近くにある立体駐車場の一階に、
クリーニング屋と修理屋が狭い間口に並んでいる。
以前は隣に大きなスーパーが有って、休日ともなればそこそこの賑わいがあったところだが
今はそれも無くなり、併設されていた駐車場だけが残って営業している状態。
自宅マンションに新設されたロッカーが、まだ出たばかりのモデルらしく
どこの店に行っても溝や幅が合わないという理由で合鍵が作れない。
一個しかない鍵を持ち歩くのも怖いなぁと思いつつ、使っていたが
宅急便を出しに行くついでに、この店があることを思い出して立ち寄った次第。
店には、おばちゃんが一人。ただの店番にしか見えない。
とりあえず鍵を渡してみると、「うーん」と唸りつつ奥の棚をごそごそ。
やっぱりダメかなぁと思って眺めていると、
棚の中から一個取り出し、機械向かって作業開始。
通常、合鍵作成というと専用の工作機で削って終わりという感じだが、
工作機で削ったあと、グラインダーやらヤスリを取り出して作業している。
そこかしこの道具を駆使して待つ事数分。
「だいたい同じ鍵しか無かったから開けばラッキーってとこ。525円ね。」
普通の笑顔で言うおばちゃん。
だいたいの合鍵で金を取るのもどうかと思うが、その心意気が楽しくて
代金を支払ったあと、出来た鍵と元の鍵を比べつつ帰宅。
全然メーカーが違う二つの鍵、溝はぴったりだが断面がちょっと違う。
やっぱダメなんじゃないと?と思いつつ、鍵穴に差し込んでみる。
回してみると、ちゃんと回るんですね。これが。
かっこいいです。感動です。
いい仕事見させてもらいました。
Comments:
かっこいいねぇ > そのおばちゃん.
うちはカードキーなんだけど,合い鍵って作ってもらえるのかなぁ...?