SX-150。
9月 16, 2008 — 22:08

学研・大人の科学付属のアナログシンセ、SX-150。

amazonに注文するもバックオーダーに入ってしまって、いつ届くのかと待っているうちに軽く忘れていたりしたのですが、
ようやく先日届きまして、早速組み立ててみました。

ABCD0009 (?)

何故かモノクロで写っているパッケージ。この中に、アナログシンセの本と付録一式が入っています。

ABCD0005

スチロールの箱にきれいに収まっています。もちろん箱には、

ABCD0007

と、箱の側面という見えにくい場所に小さなシールで表記してあります。さすがは学研。
抜かりないようで抜かってるような・・・。

早速開封。

組立は、説明書通り順番にやっていけば、絶対に完成します。ハンダゴテが必要?と思われた方もご安心下さい。チップ部品はおろか、
大物部品も含めて全て基板に取り付けられております。リード線もコネクタを差し込むだけ。

電子機器の製作というよりは、組立(アッセンブリ)ですね。実際、家電製品の組立工場では、
この調子で同じ製品を毎日大量に作っていたりするわけですから、この程度のものでも、日本の製造現場を体験出来るというわけで、
有意義だと言えるでしょう。多分。

ネジが小さいので、老眼っぽい人には苦労があるかも知れませんが、15分もあれば完成します。

出来たら早速鳴らしてみます。

ABCD0010

手前に見えている黒い帯状の部分に、手に持っている棒を当てると音が出る仕組みで、左右に振ると音程が変わります。
これで4オクターヴ程の音域があるということですが、楽器として演奏するにはかなりの困難が伴うかと思われます。

ということで音は適当に鳴らしつつ、ボリュームをいじって音の変化を楽しむことになるわけですが、これがことのほかおもしろい。
説明書には、こういうセッティングにすると、こういう音が出ますよという例が載っているのですが、こんなちっぽけな物で、
こんなにいろんな音が出るというのは、ちょっと感動モノです。

ABCD0011

Matrix6と比べてみました。同じアナログシンセ同士です。というのは無理がありますが、基本的には同じモノなんですよね。

あとはこれで何か演奏でも出来ればいいんですが、正確な音程を取る練習をしないといけませんね。

鍵盤をつけることを考えた方が良さそうな・・・気もしますが、少しがんばってみましょう。笑

—–

台風やや接近で天気が悪い日は、こうやってインドア遊びするのも悪くないです。

 


Comments:
  • SX-150より、Matrix-6に反応してしまった私。なつかし~~~。まだちゃんと音でる?。うちのMatrix-6Rはなんかオシレーターがおかしくなっているらしく、アタック音が変なんだよね・・・。

    9月 17, 2008 — 2:35
  • gakudan

    何でシンセ、しかもオーバーハイムなんかお持ちなんですか!?びっくり!
    この学研シンセ、MIDIがつけば現代機器で外部コントロール出来そうですが無理か!
    同じCV方式のアナログシンセをつなげばコントロール出来そうですね。このマトリクスはコントロールのみデジタルでしたっけか?CV出力が取れるやつだといいんですけど。
    それにつけても、すかさん、楽しそうですね。

    9月 17, 2008 — 9:30
  • suka.

    >Funaさん。
    音出ますよ。ちゃんとしてるかは微妙ですが。
    この機種は経年変化でICの接触不良が出るようです。
    ICをソケット化したり、ハンダを盛り直したりするようですが・・・。
    >がくだんちょうどの。
    学研シンセ、MIDIのインターフェイスを作った方がいるんですよ!
    そのうち作ってみたいと思ってますが、今はこの操作方法で何か出来ないかと模索中です。
    Oberheimは昔からずっと欲しくて、程度の良いモノがあるうちにと少し前に購入したものです。
    弾きもしないのにシンセ3台目です。(^^;
    でも、CVなんて言葉がポンと出るあたり、さすがです。

    9月 18, 2008 — 22:34