サリンの日。
3月 20, 2005 — 22:50

地下鉄サリン事件から10年。
10年前のその日の朝、青森から高速バスで帰って来て東京駅。
秋葉原駅を通って、地下鉄に乗って帰宅しようかというところで事件発生。
あと少し早く移動していたらと思うと、未だに他人事とは思えない。
ただ地下鉄に乗っていただけで、被害に遭ってしまう無差別犯罪の恐怖。
これはやはりテロだと思う。
あれから10年という歳月が過ぎて、某宗教団体はまた活動を活発化しているという。
宗教は確かに自由かもしれないが、だからといって悪い事をしても良いという事ではない。
自分たちが(自分たちが崇めている人間が)起こした犯罪を無視して、それでも信仰と呼べるのだろうか。
彼らが本当に信仰を生業とし、それのみに生きるのだというのであれば、
祈るべきは、代表者の無実では無く、被害者へのお詫びと今後についてであろう。
それをせずして、私はそれを信仰とは認めない。
ただ都合良く、自分のよりどころを作っているのに過ぎないだけ、ということを
もっと自覚して欲しいと願う今日この頃である。


Comments:
  • あきひこ

    俺は,事件前日の夜,オウムの本部の前を車で通ったことを覚えている.友達と2人で通って,そのとき普段と雰囲気が違い,守衛の人間が誰もいなくて不思議だねぇと話していたのを
    記憶している.
    それにしても,あれからもう10年かぁ...

    3月 21, 2005 — 22:12