捜し物が見つからないので、少し離れた店へ行ってみる事にした。
しかしそこは、道路がいつも渋滞している、出来ればあまり近づきたくないところ。
車で行くと疲れそうなので、たまには良いかと思って駅からバスで行く事に。
考えて見ると、最後に乗ったのはいつだろう?と考えてしまうくらい久々なのだが、
たまに乗るのも悪く無いんじゃないかと。
いつも通っている道も、自分で運転してない分だけ良く見られる。
意外なところに店があるのを見付けたり、少し前まで有ったはずの建物が無くなってたり。
数十分のバス旅でいろいろな発見をしたあと、
降りたバス停の近くには沈丁花の花が咲いていた。
遠くへ行って綺麗な景色を眺めるのも良いけど、
ちょっとした空き時間に、こんな旅をするのもまた良いものだと思った日曜日でした。
一応これでも画材や文具を扱っている会社の社員・・・というわけでもないけど、
筆記用具にはこだわっていて、もう何年も同じものを使い続けています。
モンブランの万年筆と、三菱の鉛筆(HB)は、手紙を書くときに使っています。
滑らかでありながら滑りすぎない適度な摩擦が、ゆっくりと文章を書くのに合います。
普段仕事で使っているのは、三菱のUMR-85Nという替芯が使われている水性ボールペン。
なかでも、使い古しのウィスキー樽から削りだした木をグリップに使っているPURE-MOLTシリーズは、
これが無いと仕事にならないくらい、お気に入りです。
文字色は、ブルーブラックで社内の書類を書くのも、伝票に記入するのも全てこれでやってます。
ユーザーにサインをもらう際、このペンを貸すと、書き味の良さが結構評判で、
これは予備を持ち歩けば商売になるんじゃないの?くらいなほど。
次に同じユーザー先に行った際、「私も買っちゃいました」と同じペンを見せて頂く事もしばしば。
通信手段といえば電子メールが主流で、最近は自宅で文字を書く事などあまり無くなってしまいましたが、
パソコンのキーボードにこだわるのと同じように、
筆記具へのこだわりも持っておきたいものです。